12月1日、福知山市治水記念館で開催されている
「牧野泰子さん作品展」に取材に伺いました。
治水記念館の2階を中心に、牧野さんが趣味で
つくられた着物地の洋服が約60点展示されています。
60歳から、5年間、京都市内の着物地の
洋服のデザイン教室に通って学ばれたそうです。
着物地で洋服をつくるのには、
柄わせや型をとるのが大変なのだそうです。
リバーシブルの作品も多く、
片面が出来上がっても、もう一面にあう生地が
なければ、見つかるまで温存しておくというこだわり。
また、洋服につけるボタンも自然素材を使っていらっしゃいます。
そして、生地を自ら柿渋染めにして使わわれていたりで
その色使いにも自然のやさしさが感じられます。
取材の際にも、たくさんの方がお越しになって、
作品を手にとってみたり、
試着してみたり・・・。
着物地の洋服の魅力、
あたたかい牧野さんの作品の素晴らしさを
堪能していらっしゃいました。
展示は、12月6日までです。
11月17日、三和地域公民館の
「ふるさと発見講座~うぶやの里、大原を訪ねて~」
の取材で、三和町大原の地へ
古くから安産の神様として、信仰を集めている大原神社を
中心とした景観は京都府の景観資産に登録されています。
講師は、大原神社の林 秀俊さん。
まずは、大原神社についてや拝殿などに掲げられている
絵馬、
竜のひげ??
など貴重な資料の数々をご紹介いただき
金の鮭伝説のある場所へ
つづいて、産屋へ移動。
そのあとには、集落を一望できる展望台へ歩いて移動。
紅葉も見ごろを迎えており、癒しの時間をすごしました。
また、そのあとには大原の大杉も見ることができ、
大変充実した講座でした。
参加された皆さんも
ふるさとの再発見ができたと話されていました。
取材の様子は、26日に後半を放送します。
11月6日と7日の両日、御霊公園とその周辺で
ミニSLフェスタ2010が開催され、親子連れや
多くの人で賑わいました。
今年から、市の交付金の廃止で、
規模が縮小されましたが、
市民主導で、ボランティアスタッフが中心になって
開催されました。
蒸気をあげて走るミニSLの体験乗車はもちろん
会場周辺では、さまざまなイベントが行われ
親子連れや来場者を楽しませていました。
会場で実行委員会の足立和義委員長に
お話をうかがいました。
開催が危ぶまれる中
皆さんで知恵をだしあって、苦労を重ねながら
今年の開催に至ったこと。
「厳しい状況ではあるが、来年以降も継続して
開催したい」とお話をされていました。
鉄道のまち福知山の素敵なイベント
ミニSLに乗っている子供も大人も
みんな笑顔笑顔でした。