福知山市立成仁幼稚園では、
PTAと園が協力して
津波で大きな被害にあわれた、
宮城県山元町の私立「ふじ幼稚園」に
応援のメッセージを贈ろうと
壁飾り(のれん)を制作されました。
保護者の書いたメッセージと
園児の書いた自画像を表と裏ではりあわせて
ラミネートしたメッセージを繋ぎ合わせて
作られた壁飾り。
7月16日のお楽しみ会の前に、
保護者の皆さんにも完成した作品が披露され、
亡くなられた方の冥福を祈って黙とうが行われました。
当日は、この取り組みの提案者でもある
PTA役員の勝村さんにお話をうかがいました。
「ふじ幼稚園」では、送迎バスごと津波に巻き込まれ、
今回の津波で亡くなられた職員や
園児もいらっしゃるそうですが、
現在、9月の幼稚園再開にむけて関係者の皆さんが
必死で努力されているそうです。
9月の再開の際に、少しでも励みになれば、
との思いで成仁幼稚園の皆さんは、
壁飾りつくりに取り組まれたとのことでした。
PTAの皆さんとこどもたちの書いた応援メッセージは、
宮城県出身の勝村さんが、8月にふじ幼稚園に
直接、持っていかれるそうです。
山元町といえば、5月に、
FMキャッスルの社長と水嶌パーソナリティが
臨時災害局(コミュニティFM)を立ち上げられる際に
物的、人的、技術的支援のために行ったところでもあり、
その被害の大きさは、現地からの中継でもお伝えしました。
今月14日には、石巻でのボランティア活動を終えて帰福された、
福知山ドッコイセ隊の団長、西本庄之助さんにも
お話をうかがいましたが、
被災された皆さんは、「前を向いて進んでいこう」と
がんばっていらっしゃいます。
今、被災地で必要とされていること、
そして、福知山から私たちができること・・・。
一日も早く、子供たちにも、大人にも
普通の生活が戻りますように・・・
夏休みが始まりました☆
ハッピーホリデ~♪
と、手放しに喜んでばかりはいられない
高校生の皆さん。
夏期講習や部活、
オープンキャンパスへと、
多忙な日々を過ごされているようです。
土曜日には、高校生を対象とした
「ふれあい看護体験」が今年も行われました。
市立福知山市民病院では、
市内から25名の高校生たちが
看護衣に身をまとって大変身
基礎的な看護技術の体験や、
患者さんとのふれあいを通して、
相手を思いやる気持ちを育むこと、
将来の職業を考える上で、良い参考になるようにと
21年ほど前から行われているそうです。
血圧測定の実習をした後は、
3階から7階まで、各病棟へグループごとに分かれ
看護体験をされました。
小児科・産婦人科病棟では、
生まれたての赤ちゃんを抱きかかえたり
沐浴中の見学、
なかなか入ることのできない
分娩室でのお話もありました。
真剣な眼差しでお話を聞かれている皆さん。
病気の治療だけでなく、患者さんたちの心のケアを大切に
いつでもその方の気持ちに寄り添える
看護師になりたいとおっしゃっていました。