京都府福知山市正明寺(しょうみょうじ)に
ある臨済宗の寺院・「大興寺」
山号は雲龍山。別名「モリアオガエル寺」
大興寺より以前に
正明寺という真言寺院が
平安時代に存在しており、
歌が残っているそうです。
「見開けば 法の声する正明寺
ものさびしきは 小野脇の里」…..。
歌人・小野小町が旅の途中肌の病気を患い
正明寺地域のお湯が湧き出ている場所で(温泉)
肌を癒したと地域の方からお話を伺ったことがあります(^-^)
小野小町伝説を訪れてみてください!(^^)!
福知山駅から2.2㎞の場所にある正明寺地域。
自然が沢山残されています。
近くの川は弘法大師の伝説が残されている
「弘法川」が流れています。
大興寺境内にはモリアオガエルが生息し
5月31日朝には卵塊が4つ(^-^)
6月1日朝には5つに増えていました。
住職の有賀祖道師は、モリアオガエルを保護、観察を行っています。
メッセージありがとうございました!(^^)!
大興寺のお寺の裏のお池の木に2匹つかまっておりました。
ちょっとふっくらの3㎝くらいのモリアオガエル(上)と
ちょっとやせたモリアオガエル(下)。
① 産卵時粘液をだし雄と雌で一緒に
かくはんしていきメレンゲ状にしていきます。
② その泡のなかに 雨が降る予感がした日に
卵を産みおとします。時間は夜中から朝方4時から5時頃・・・・。
産卵をおえるとメスは山に帰っていきます。
③ 雨に打たれて表面が硬くなった卵の袋がやわらくなります。
④ 袋の中で大きくなったオタマジャクシが池に落ちていきます。
池に落ちていきその後40日で変体しカエルとなるそうです。
大人になるまで3年かかり3cmから9cmになります。
池におちたおたまじゃくし。
イモリやザリガニに食べられたりしますが
生き残ったモリアオガエルは自然界で5年~6年いきるそうです。
冬は地面の比較的浅い10センチほどの
ところで冬眠するそうです。
モリアオガエルは森がつながっていれば
木から木へとびうつりながら
4㌔ほど移動するそうです。
産卵が終わったメスカエルは山へ帰り
オスは池の近くに生息しているそうです。
森青蛙は保護色で葉っぱの色と同じになり
ヘビや鳥から身を守ります。
(ちなみに黒い箱に入れると黒くなるそうです。)
有賀御住職 インタビューありがとうございました。
(ちなみにテーブルの蛙は置物です(笑))