7月25日、市内の公園など公共施設で、
防犯の視点で安全対策がとられているかを調査、
検討する、現地調査が行われました。
今年で、2回目の調査ということで、
昨年、市内の公園で、子どもがトイレに連れ込まれて
いたずらをされるという事件があり、それをきっかけに
はじめられた取り組みだそうです。
この日は、市生活交通課、福知山警察署生活安全課から
それぞれ2名ずつが参加されて、
問屋町、厚中町、昭和新町にある3つの都市計画公園の
現地調査が行われました。
警察署の方にお聞きすると、
「入りにくくて見えやすい」場所というのが犯罪が起きにくい
環境の基本(ベース)だそうですが、
「大人の目線で公園の外から中の様子がうかがえるか」
「植木など木や花の手入れがされているか」
「塀や花壇などに落書きがないか」
など、各チェックポイントをチェックして、
さらに、どうすればより犯罪が起きにくい環境に
なるのかなど、
防犯という観点から設備や環境の調査を実施されていました。
防犯というと、大変大それたことに思いますが、
近くにある公園、よくとおりかかる公園など
外から見るだけでも、チェックできるポイントが
結構たくさんあるものなんです。
また、公園については、トイレの掃除や草ひき、
花の管理は地域や自治会の皆さんがされている場所も
多いようで、地域の皆さんの目が行き届いているということも
防犯のポイントの1つだそうです。
市の担当職員さんにお話をうかがいましたが、
「今後は、市役所や警察署だけでなく、
市民のみなさん、自治会のみなさんにも
こういった調査に参加していただけるように
機会を設けていきたい」ということでした。