こんにちは~(´ゝ`)
狭めの路地を見つけるととりあえず歩いてみたくなる男、福山です。
さぁさぁ、「内記市場(ないきいちば)」と書かれた大きな看板が掛かっていますね。
こちらは内記2丁目と新町商店街を繋ぐ、トンネルのようなアーケード通りになっています。
トンネルにはロマンがありますね。
「トンネルを抜けると辺り一面は雪景色だった」とか、「トンネルを抜けるとそこは不思議な世界」だとか、トンネルには何かを変える不思議な力があるように思います。
何十年か前、この内記市場は子供たちにとって大好きな場所の一つだったそうです。
親から貰った小銭を握りしめ内記市場へと駆けていくと、甘くておいしいお菓子をいっぱい並べた駄菓子屋さんが待っている。
クジ付きのガムや飴に当たりが出た時には大喜び・・・
夏の暑い日にはアイスキャンデーを頬張り・・・
いつまでも忘れられない味。
当時の子どもたちは、この内記市場という素敵なトンネルを往来する日々の中で、大人の階段をのぼっていたのでしょうか。
変わり続けていく町並みの中でこうやって姿を残している場所というのは、楽しい思い出や記憶のようにいつまでも色褪せないものなのですね。
甘いもの好きな僕にとって羨ましいお話でした。