お正月の遊びといえば・・・何を思い浮かべますか?
福知山市丹波生活衣館では2012年1月1日より
「新春企画展・昔の遊び」が開催されます♪
29日間の期間限定です。
凧や羽子板をはじめ、双六や福笑い、花札やカルタなど
中には手にとって遊べるおもちゃも用意されています。
今ではなかなか見ることのない明治~昭和時代の
おもちゃが総勢約30点☆
是非、ご家族そろって
昔ながらのお正月を体験してみてください^^
そして、お隣のコーナーは「暮らしと着物展」
戦前の家庭の様子が再現されています。
2学期には市内各地からたくさんの小学生達が
「昔の生活を学ぶ」をテーマに訪問されました。
丹波生活衣館さんによると、
日本人の生活は昭和30年代以降の高度経済成長によって
大きく変化し、農山村地域では過疎化、
都市部では過密化となり、核家族化へと進んでいったそうです。
物質の豊かさが求められ
次第に庶民の生活や価値観が変わっていった。
戦前は自給自足を基本とし、物を粗末にせず
大切に長持ちさせることはもちろん、ひとつのものから
様々な用途へと活かす工夫がなされていたという
お話がありました。
稲が藁になり、藁が灰となって肥料へ変わること、
風呂敷一枚がバッグとなり、お包みとなり、敷ものとなり。
先人の知恵ある生活に私自身「へぇぇぇぇ!!」の連続でした
又、国語の教科書でもおなじみの「タヌキの糸車」
本物が登場です!
ふわふわの綿が不思議と
糸へ変わっていく場面には大きな歓声があがりました。
お話を聴いた後は、裂織り体験!
班のメンバーで
代わる代わる織りながら
一枚のコースターの完成です。
「裂織り体験」は実際に来館すると
体験することができます
物資に恵まれた現代社会、
これからのエネルギーについて向き合うきっかけとなった2011年。
先人の方々が送ってこられた当時の日本から
今の生活について様々なことを考えさせられる非常に深い内容です。
限りある資源のなかで、これからどう未来を生きていくのか。。
今年の冬
是非、昔の日本へとタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。